渡辺謙 唐十郎さん悼む 舞台デビュー作が唐さん作「まさに未知との遭遇 ワンダーランドでした」

[ 2024年5月5日 09:19 ]

渡辺謙
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 俳優の渡辺謙(64)が5日、自身のX(旧ツイッター)を更新。4日に都内の病院で亡くなった、アングラ演劇の旗手として活躍した劇作家の唐十郎さん(から・じゅうろう、本名大鶴義英=おおつる・よしひで)を追悼した。

 唐さんは、1940年(昭15)2月11日生まれ、東京・下谷万年町出身。明大文学部演劇学科卒。63年に「シチュエーションの会」(64年に劇団「状況劇場」に改名)を結成し、67年、新宿花園神社で“紅テント”公演を行う一方、根津甚八、小林薫、佐野史郎ら多くの俳優を輩出した。

 渡辺は「私の舞台デビュー作『下谷万年町物語』の作者である唐十郎氏がご逝去された」と自身の舞台デビュー作が唐さんの作品であったことに触れ、「田舎から出て来て、まだ劇団の研究生2年目の右も左も分からない私にとって、唐さんの作品はまさに未知との遭遇 ワンダーランドでした」と思い出をつづった。

 「素晴らしい劇作家でした」としのぶ、「謹んでご冥福をお祈りします」と追悼。「#唐十郎」「#渡辺謙」と添えた。

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