櫻井翔、22年ぶり助演 主演・水川あさみ支えます 事務所新体制で変化 企画によって柔軟に役柄選択

[ 2024年5月3日 04:00 ]

TBSで7月期に放送されるドラマ「笑うマトリョーシカ」
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 女優の水川あさみ(40)が7月期のTBSドラマ「笑うマトリョーシカ」(金曜後10・00)に主演する。同局ドラマへの出演は8年ぶり。嵐の櫻井翔(42)が、友情出演などを除けば連続ドラマでは22年ぶりとなる助演でサポートする。

 原作は早見和真氏の同名小説。新聞記者の主人公が、若き政治家と有能な政務秘書官の奇妙な関係性に気づき、真実に迫っていく政治サスペンス。

 注目の一つは櫻井が02年のTBS「木更津キャッツアイ」以来の助演で、政治家役に初挑戦するところだ。06年から日本テレビ「news zero」でキャスターを務め、父は元総務事務次官。過去に政治家転身をにおわす発言をしたこともあり、ハマり役となりそうだ。

 櫻井演じる政治家と高校時代の同級生で、首相まで導こうとする秘書役を演じる玉山鉄二(44)も「“今まで出馬してなかったんですか?”と思うくらい、ぴたっとハマっている感じ」とコメント。櫻井も「ニュースで政治家を見るたび“何かヒントはないか”という視点で、つい観察もしてしまいます」と役作りを明かした。

 旧ジャニーズ事務所時代から連ドラで主演を張り続けた櫻井。久々となる助演での出演に、テレビ関係者は「かつての事務所なら櫻井さんが主演以外を受けることは考えにくかった。今回の役は事務所が新体制となり、企画や役によって柔軟に引き受けるようになった変化の表れだと思います」と話す。

 水川との共演は14年に映画でコミカルな夫婦役を演じて以来。今作では対峙(たいじ)する関係性だが、助演として主演の水川を支えていく。

 その水川は、地上波連続ドラマで5年ぶりの主演で、初めての新聞記者役に挑戦。「好奇心が強く、気になったことは突き止めずにはいられない性分(の役)。一つ一つ謎を見極めながら、没頭していく生々しさが伝われば」と意気込んでいる。(山内 健司)

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