「奇蹟のカンパネラ」フジコ・ヘミングさん死去 ネットにも悲しみ広がる「大好きなピアニスト」「マジか」

[ 2024年5月2日 09:03 ]

ピアニストのフジコ・ヘミングさん
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 世界的ピアニストのフジコ・ヘミング(本名・ゲオルギー・ヘミング イングリット フジコ)さんが4月21日にすい臓がんで亡くなったことが2日、分かった。92歳だった。一般財団法人フジコ・ヘミング財団の公式ウェブサイトで発表された。

 1999年、NHKのドキュメンタリー「フジコ~あるピアニストの軌跡~」が大反響を呼び、ブームに。デビューCD「奇蹟のカンパネラ」はクラシック音楽としては異例の大ヒットを記録。その後、リストやショパンの曲を愛し、国内外で精力的に演奏活動を続けていた。

 昨年まで演奏活動は続けていたが、11月に自宅で転倒し、以降の公演をキャンセル。「一日も早い復帰を目指し治療とリハビリに励み順調な経過をたどっていた」最中、今年3月にすい臓がんと診断され、療養していたが、4月21日に容態が急変したという。

 今回の訃報を受け、ネットでは「桂由美さん、ピアノのフジコ・ヘミングさんと大御所が旅立たれ…でもお二人とも90代まで現役バリバリ。尊敬しかございません。ゆっくりお休みください」「今年は偉大な方々が亡くなられる年だなぁ……」「マジか…」「ショックです」「とても悲しい。コンサートに行けなかったこと、一生後悔しそう」「残念でなりません」「フジコ・ヘミングさんの報にはシュンとさせられました 魂をそのまま揺さぶられるような演奏が大好きでした…」「フジコ・ヘミングさんの訃報にショックを受ける自分に驚く」「見惚れ聴き惚れ素晴らしかったです 御冥福をお祈りいたします」「大好きなピアニストのお一人でした」「よくコンサート行ったなぁ ご冥福をお祈りいたします」「ショパン夜想曲は人生のどん底にいる時に何度も聴いた 毎日泣いてた」「情熱的な演奏が大好きでした」「ラ・カンパネラを生で聴いた時は鳥肌が立ちました」などの追悼の声があふれている。

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