森高千里「何やっていいか分かんなぁ~い!」 年2度の入院経験から生まれた代表曲とは

[ 2024年4月29日 19:38 ]

森高千里
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 シンガー・ソングライター森高千里(55)が、29日放送のニッポン放送「森高千里ミュージックファイル」(後3・00)に出演し、代表曲「ザ・ストレス」にまつわるエピソードを語った。

 86年にポカリスエットのイメージガールとして、コンテストのグランプリを獲得。熊本から上京して芸能生活をスタートさせた。88年には「ストレス」がアルバムに収録され、翌89年には「ザ・ストレス」としてシングルカットされた。

 超ミニスカートのピンクのウエートレス風衣装と、細かいイライラに翻弄されるミュージックビデオが話題に。森高は「このミュージックビデオ自体が、たぶん“森高千里というのはどういう人なんだ?”とか、“ちょっと変わった曲を歌っている人だ”ということで、結構気合を入れて作ったミュージックビデオなんですよね。すごい時間もかかりましたし、見ていてイライラしちゃうストレスがたまるようなミュージックビデオなんですけど」と、笑いながら振り返った。

 熊本の女子高校生から、いきなり歌に演技にタレントにと人生が激変。そんなある時、体調を崩して入院した。その経験が作詞に生きたという。「この曲自体は、実際に私が熊本から東京に出て来て、いろいろ仕事も大変だったし、大人の人たちが周りにいっぱいいる中で、仕事をしなきゃいけない。何やっていいか分かんなぁ~い!って感じになって、年に2回も入院しちゃったんですよ。急性胃腸炎みたいな感じで。2回も入院して」。医師に原因を聞くと、ストレスと言われたという。当時はまだ10代。「え?ストレスって、この若さでストレスとかあるんですか?みたいな感じだったんですけど」と、驚いたことを明かした。

 当時、作詞活動も始めていた森高。「そこから歌詞を書かなきゃいけないという時に、ちょっと変わった曲、不思議な曲が浮かんできて、じゃあ“ストレスが地球をダメにする”という言葉が浮かんできたので、そこから出来上がった曲という」。実体験から生まれた楽曲に「この曲を聴いて、すっきりするかどうかと言ったら、すっきりしないかもしれないけど」と笑っていた。

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