長野智子アナ 衆院東京15区の結果を受け「世襲議員にはできない」 酒井菜摘氏の当選理由を分析

[ 2024年4月29日 17:01 ]

長野智子アナウンサー
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 フリーアナウンサーの長野智子(61)が29日、パーソナリティーを務める文化放送「長野智子アップデート」(月~金曜後3・30)に出演。28日投開票の衆院東京15区補欠選挙についてコメントした。

 立憲民主党新人の元江東区議・酒井菜摘氏(37)が4万9476票を集めて初当選し、次点は無所属新人の前参院議員・須藤元気氏(46)。東京都の小池百合子知事が支援した無所属新人の作家乙武洋匡氏(48)=国民推薦=は5番目の得票に終わった。

 この結果を踏まえ、番組内ではジャーナリストの角谷浩一氏をゲストに迎えトークを展開。

 角谷氏が「昭和の時代から政治を見てきた者として、今回当選した酒井さんは討議資料なんかも全部、ご自身ががんを乗り越えられたりとか、そういうプロフィールが前面に出た紹介の仕方なんですね。資料見てると、政治とカネなんて言葉はあんまり出てこないんですよ。ほとんど私だからできることは何かっていうことをいっぱい書いてる。新しいタイプの政治家になるかもしれない」と酒井氏に焦点を当てて語った。

 これに長野アナは「前回の統一地方選挙から出てきている傾向なんですけど、東京から特に変わってきてるってすごい思います。当事者とかなにかにすごく不自由さを感じてる方が自分の経験を訴えて、こう変えたいっていう政治家の方がすごくがでてきたんです。これは世襲議員にはできないことなんですよ」と分析。

 また今回の結果を受け、「偶然かもしれないですが、島根、長崎の亀井さんも山田さんも立憲ですけど世襲で。やっぱり東京から酒井さんっていう人は新しい傾向で出てこられてますよね」と古い政治との決別を訴える酒井氏に期待した。

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