NHK大河「光る君へ」① 現代に近い平安貴族の“生き方” 

[ 2024年1月8日 07:00 ]

NHK大河ドラマ「光る君へ」で描かれる平安貴族の世界
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 2024年の大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)が7日にスタートした。源氏物語の作者として知られる紫式部(まひろ)の生涯を描く作品で、主演は吉高由里子(35)が務める。

 物語の舞台は平安中期の貴族社会で、同時代が大河になるのは初めてのこと。制作統括を務める内田ゆき氏は「これまでにやっていない題材は何だろうとまずは考えました。そして、そろそろ女性の主人公がきてもいいのではと思いました」と企画の背景を説明した。「ただ、企画をしたものの、この時代については不勉強で、知らないところからのスタートでした。45分の1話を作るのに、2時間くらいかけて時代考証の先生やスタッフと打ち合わせをしています」と制作の苦労を明かした。

 作中で描かれるのは貴族同士のドロドロとした権力闘争や、紫式部と柄本佑(37)演じる藤原道長のピュアな愛。内田氏は「戦国や幕末の大河とは違う登場人物の生き方がそこにある。この頃の人々は出世や恋愛など、今の私たちに近いところがあります」と今作の魅力を解説した。

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