元CA芸人・CRAZY　COCO　最愛の母が死去　「こんなにも悲しい事があるのかと…一生分泣いた」

CRAZY　COCOインスタグラム（＠crazycoco0906）から

　元外資系航空会社のキャビンアテンダント（CA）の経歴を持つ吉本興業所属のお笑い芸人「CRAZY　COCO」（36）が16日、自身のインスタグラムを更新。11日に母が74歳で死去したことを明らかにした。

　「令和5年12月11日午前2時26分。世界で一番愛する母が天国に行きました。最後は叔母と私の腕の中で母が一番好きな場所だった実家にて息を引き取りました」と報告。

　「お仕事関係者の皆様　事務所の皆様　1週間お仕事をお休みさせて下さり　本当にありがとうございました。そして何よりいつも支えてくれるCOCO　CREWやファンの皆様私だけじゃなく、母の事も大切に思って下さり本当にありがとうございます。生前、たくさん愛してるとありがとうを伝え合い　お互いの幸せな日々を一番に願う母娘でした。きっと皆さんにも届いていたと思います」とつづった。

　仲良し母娘で、インスタグラムなどにも時折登場。ファンの間でも親しまれていた。

　「人生においてこんなにも悲しい事があるのかと。寂しくて寂しくてどうしようもない事があるんだと。これが運命なのだとしたら母が74歳で天国へ行った事　私が一生分泣いた事　意味がある物として私の宿命を見出して生き抜きます」とし、「母が私に感謝してくれた事。『たくさん思い出を作ってくれてありがとう。』かけがえのない思い出と共に送り出せた事を幸せに思います」と沈痛の思いをしたためた。

　また、「お母さんへ」と母へのメッセージも。「お母さんと、たくさん旅したやんね。イタリア、スペイン、ハワイetc10ヶ国以上一緒に行けて天国へ持って行ける「思い出」があって最高やん」と各国を旅したことを回想。「寂しいな。寂しいわ、お母さん。脳腫瘍、胃癌、白血病。よう闘ったな。最後まで闘ったな。余命13ヶ月言われてたけど20ヶ月も生きたな。やばいやん生命力。かっこよすぎるやん」と余命宣告されながらも懸命に生きた母の姿をつづった。

　「ハワイまた行こな言うてたのに叶えてあげれんくてごめんやで。天国でお父さんと代わりに行っといてな。タダで行けてええやんな。飛行機高いからな」とし、「そうや。喪主、頑張ったで。喪主の『喪』って言う文字、暗いよな。語源知らんけど、ずっと見てたら暗いわ。喪主の挨拶、涙堪えて最後まで言えたで。『くれぐれも暗くて湿っぽい葬儀は嫌やで！』のお望み通り『笑顔で見送ってください』てめっちゃ圧力かけといたで。皆むちゃくちゃ泣いてたけどな」と葬儀で喪主も務めたと明かした。

　「寂しい寂しいて言うてられへんから仕事頑張るわな。最高の親戚、友達、ファンの皆おるから1人じゃないし。幸せやから心配せんでな。まずは好きなもんたらふく食べてゆっくり寝てや。たまには夢に出て来てよ。まだまだいっぱい会いたいからさ。ほな、おやすみ」と結んだ。

　18日のTOKYO FM「SCHOOL　OF　LOCK！」から仕事に復帰する。