中居正広「そういうとこ好きだぞ」「惚れ惚れする」 スターは“以外なところ”が大事 大谷を大絶賛

[ 2023年11月26日 15:59 ]

中居正広
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 タレントの中居正広(51)が25日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「中居正広 ON&ON AIR」(土曜後11・00)に出演。エンゼルスからFAとなった大谷翔平投手(29)の行動を大絶賛した。

 大谷は今月9日、自身のSNSで直筆サインとともに「野球しようぜ!」とのメッセージを投稿し、日本国内の全小学校約2万校に3つずつ、約6万個にもなる子供用のグラブを寄贈すると発表。国内外で大きな話題を呼んだ。

 この日、「ちょっと前の話だけど」と前置きしてこのニュースについて触れた中居。「オレ、これ聞いた時は、もうほんっっっと。素晴らしいーーー!と思っちゃったねぇ!」と喉の奥から絞り出すような声でまずは賛辞を送った。

 そして、「僕はそういう人間でありたいって思ったことあったもん。分け隔てなく、みんなになんかできるのかなって」と続け、再び絞り出すような声で「カッコいい…」としみじみ。

 「大谷選手は僕の20歳ぐらい下ですか?もっと下なのかな。こんな計らいのできる人が、もうこんなに若い人でいるんだって思うと、ホントね。なんか熱くなっちゃったな。もうホント偉いよ」と拍手しながら心の底から尊敬できるスーパースターを称えた。

 3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では2017年の前回大会に続いて「侍ジャパン公認サポートキャプテン」を務め、全7試合をリポート。大谷のインタビューもしているが、近しい関係ではないとしながらも「そういうとこ好きだぞって思っちゃった」と中居。

 「いるよ?“もらったほうはどうすればいいんだ”とか。“野球はボールがないとできねーし”とか。そんなの、どうでもいい。どーーーでもいい」と、なんだかんだと大谷の行動にケチを付けたがる人たちの意見に敢然と異を唱え、改めて大谷について「さすがだな」と言い切った。

 中居自身の永遠の憧れは2009年6月に50歳の若さでこの世を去った“キング・オブ・ポップ”マイケル・ジャクソンだ。

 「僕もマイケル・ジャクソンみたいになりたいなとか。技術、テクニックみたいなものは、それは自分で努力して、養っていこうなんていうのはあるだろうけども。でも、それ以外になんかできることって。スーパースター、マイケル・ジャクソン」と改めてマイケルへの思いをにじませつつ「うーわ。こんなこともする。あんなこともしてる。なんかどっかで見習わなきゃいけないなって。なんにもしてない。ボーっとしてここまで来ちゃった」と自戒も口にした。

 子供用のグラブでも1個1万円ぐらいはするとし、「6億円だね…。考えれば(それ以外に)配送料とかさ、梱包する人もいればさ、とか。もうちょっとかかってんのかな」と大谷の粋な計らいにはグラブ代だけではない膨大な費用や人の手も借りないといけない舞台裏に思いをはせる場面も。

 「スターだぁ…。そうだね、“以外なところ”だよね。以外のところ。僕なんかはバラエティー以外のところ。全盛期の時は歌って踊って芝居して。それ以外のところで人間ってあるんじゃん?って思ってたのよ。そういうとこだよ?人間でるよ?なんて思ってたけども。そこだよな。さすが!もうホント惚れ惚れする」と続けた。

 さらに「ポッと思い付きでできることじゃないから。そこに行きつくまでにいろんなケースを考えて。自分のお財布とも照らし合わせなきゃいけない、とか。ここに行くまでのいきさつって1週間、2週間でできるようなことではないから。多分、去年とか。もしかしたら手術している、休んでいる間とかに自分にできることってあるのかなっていう…」「ずーっと考えてないと、こういう発想って生まれてこなかったりするだろうから」と野球人口減少の歯止めのため自分ができることを大谷が長く時間をかけて考えた末の行動だと推察。終わってみれば大谷について5分近く時間を割いて熱弁を振るう「紺綬褒章」受章者の中居であった。

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