夏目雅子さんと通った寿司店「かまくら小花寿司」も悲しみ 伊集院静さん死去から一夜

[ 2023年11月26日 04:50 ]

「かまくら小花寿司」の女将・三倉秀子さん
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 小説「受け月」で直木賞を受賞した人気作家の伊集院静(いじゅういん・しずか、本名・西山忠来=にしやま・ただき)さんが、肝内胆管がんのため73歳で死去してから一夜明けた25日、故人とゆかりの深かった人々が本紙の取材に答え、その死を悼んだ。酒好きの伊集院さんが行きつけだった飲食店にも悲しみが広がった。

 伊集院さんが前妻の夏目雅子さんと足しげく通った神奈川県鎌倉市の寿司店「かまくら小花寿司」の女将・三倉秀子(しゅうこ)さんは「こんなに早く逝かれるとは思っていなかった。無念と言うほかない」と突然の死を悼んだ。

 伊集院さんが同県逗子市の「逗子なぎさホテル」で執筆にあたっていた際によく2人で来店。「伊集院さんが他の女の子に話しかけて、雅子ちゃんを怒らせることもあった」と当時を懐かしんだ。奥の座敷で伊集院さんが夏目さんに言葉遣いや礼儀について、とくとくと説いていたこともあったという。2人は84年に結婚。秀子さんと夫で大将の健次さんが仲人を務めた。85年に夏目さんが亡くなり、結婚生活は1年余り。秀子さんは「あちら(天国)には雅子ちゃんがいるから、2人で仲良く話していると思います」と語った。

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