甲本雅裕　超大物脚本家の「たちが悪すぎる」イタズラを暴露「ホンができてないのに、なんで…」

甲本雅裕
Photo By スポニチ

　俳優の甲本雅裕（58）が13日までに更新されたYouTubeチャンネル「丈熱BAR」にゲスト出演。超有名脚本家による手の込んだいたずらエピソードを語った。

　甲本が劇団「東京サンシャインボーイズ」に入団してたの頃。ある日、稽古場に一番乗りで入った甲本は、思わず目を疑った。そこら中に1万円札がばらまかれていたのだ。「これは尋常じゃないなって。多分、劇団のお金なんだろう、と」

　少し落ち着いた甲本は次の瞬間、お金を管理していた同じ劇団員の顔を思い浮かべた。「すごい頭にきたわけですよ。みんなから集めたお金をこんなことするって」。正義感や怒りに、劇団で過ごした年数は関係ない。その劇団員の名前とともに、「ふざんけんじゃねえぞ」って無人の稽古場で叫んでいたところ、誰もいないはずの一角にある幕間から人影が…。驚いた甲本に、「ごめんね」と声を掛けたのが、劇団主宰の三谷幸喜氏だった。

　「（三谷氏は）どうするか見たかったんだよって。手にカメラ持ってた」。苦笑い交じりに、甲本は当時の様子を再現する。劇団員のリアクションを楽しむ、究極のイタズラ。甲本は「ホンができてないのに、なんで、そこで…。書いてくださいよって」と遅筆として知られる三谷氏への素直な思いを打ち明けていた。