船越英一郎 63歳で舞台初挑戦に意気込み「懸命にあがき、もがき、のたうち回る姿を楽しんで」

[ 2023年9月26日 12:14 ]

主演舞台「赤ひげ」制作発表会見に登壇した船越英一郎 (撮影・小田切 葉月)
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 俳優の船越英一郎(63)が26日、都内で行われた主演舞台「赤ひげ」の制作会見に登壇した。明治座創業150周年記念公演で、今作で船越は舞台初挑戦。「懸命にあがき、もがき、のたうち回る姿をほほ笑ましく見てもらって、楽しんでほしい」と語った。

 原作は山本周五郎の時代小説「赤ひげ診療譚」で、江戸時代の小石川養生所を舞台に、貧しく不幸な人々と愚直に向き合う医師たちの奮闘を描く物語。船越にとっては、NHKドラマでも2017年からシリーズ4まで主演し続けた思い入れ深い題材だ。

 「これまで大切に演じてきて、ライフワークにしたいと思っていた。今を生きる我々にヒントや勇気をもたらしてくれる作品なので、これからもっと届けたい」と話した。
 舞台には“2時間ドラマの裏女王”の異名を持つ女優山村紅葉が登場。“2時間ドラマの帝王”船越とは何度も共演し、夫婦役を演じたこともある。

 会見でも山村が「同い年なので…」と話すと、船越が「それは言わなくて良いんだよ」とツッコむなど、息ぴったり。若いキャストたちとも関係を築いており、船越は軽快なトークを展開した。

 「若い子たちがぶつかってきてくれる力を全部受け止める。稽古場での空気が本番に出れば。日本人の原点に触れて、皆さんに少しでも元気になってもらえるような、一大エンターテインメントを目指して絶賛稽古中です」と笑顔を見せた。

 舞台は10月28日~11月12日に東京・明治座などで上演される。
 

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