富栄ドラム 大ブレーク「VIVANT」出演舞台裏 「エキストラのオーディション」から大抜てき

[ 2023年9月26日 11:42 ]

ドラをたたく富栄ドラム(撮影・西海健太郎)
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 元力士で俳優の富栄ドラム(31)が26日、TBSラジオ「パンサー向井の#ふらっと」(月~木曜前8・30)にゲスト出演。今夏大きな話題となったTBS日曜劇場「VIVANT(ヴィヴァン)」(日曜後9・30)の舞台裏を語った。

 エージェントとして公安刑事・野崎(阿部寛)をサポートする「ドラム」を演じて大ブレークした。劇中でドラムは一切声を発することなく、翻訳機を使って会話を展開。声優・林原めぐみの音声と愛らしい表情で感情を伝えた。17日の最終回放送後、参加していたファンミーティングで、ファンに向け“初めて”自身の声で感謝。地声を披露していたが、この日はテレビ・ラジオなどのメディアでの地声初披露となった。劇中でも登場する「別班饅頭」をお土産として持参した。

 力士を引退してわずか2年での大ブレークとなった「VIVANT」の出演のきっかけは「エキストラのオーディション」だった。

 「そこに出た時、とりあえず福澤監督の作品で、そもそも地上波でエキストラでなんとしても出てやろうと思って。絶対出たい」と強い思いで挑戦。

 過去「信長のスマホ」に力士役で出演したことはあったが、連続ドラマのレギュラーや民放ドラマは未出演。「モンゴルの警察官とかを選ぶオーディションで、台本はチンギスさんのモンゴル語のセリフをいただいていたんです。落ちてもいいから、自分が唯一無二だとアピールしようと。運動神経とか見せようと思っていた」とバク転などもできる身体能力をアピールしようと臨んだという。

 しかし、「そのつもりだったんですけど、監督曰く僕が部屋入った瞬間、僕の笑顔とか見てドラムだ!って思ってくれたみたいで。かっこいい自分を見せるつもりが、監督にはかわいく見えたみたい」と語り、当時設定はなかったドラム役を射止めた。「宝くじ一等当たるよりもうれしいことだなって。うれしくて、オーディション受かってから今日まで一日を大切に過ごしてましたけど、毎日心躍ってました」と振り返った。

 しゃべらない役どころについては「良かったあと思いました」と率直に語り、スタジオは爆笑。「ド素人でセリフもうまくしゃべれるか不安だったので…セリフなかったら、これならなんとかいけるんじゃないかと思って」と懐かしんだ。

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