どうなる新社名 ジャニーズ、新体制発表まで1週間 「短縮できるものがいい」「アルファベット3文字」

[ 2023年9月26日 04:45 ]

ジャニーズ事務所
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 ジャニーズ事務所が新体制を発表する10月2日まで1週間となった。公表が予定される新社名に注目が集まっている。

 通常、社名変更はどのようなプロセスで進むのか。大阪府内の大手コンサル会社の関係者は「社員や経営者が参加してワークショップを行い、会社の強みや今後のビジョンなどについて意見を出してもらう。そこで出たキーワードを基にコンサル会社が新社名をいくつか提案して決めるパターンが多い」と説明する。

 ジャニーズ事務所の場合、東山紀之新社長が今月7日の会見で、一度は「社名は変わらない」と明言した後、報道陣の批判を受け、変更を検討する余地について「ある」と発言。新社名発表までは1カ月弱の猶予しかなかった。同関係者は「新しいビジョンの策定からコンサルが入って新社名を考えるなら、少なくとも3カ月から半年はかかる。1カ月は短い」と指摘した。また、社名に使う単語の選択にも慎重になる必要があると指摘。「ジャニーズやジャニー喜多川氏を想起させる“J”などの文字は使いにくい」と話した。

 では、イメージを刷新し、「ジャニーズ」の響きに慣れ親しんだファンも納得できる社名は、どのようなものが考えられるのか。放送作家でコラムニストの山田美保子さんは「『踊る!さんま御殿!!』が“御殿”、『恋のから騒ぎ』が“恋から”と呼ばれるなど、ヒット番組は短縮できる名称が多い。新しい社名も短くできるものがいいのではないか」と提案。「ファンが戸惑わないように、ジャニーズに縁のあるものを社名に取り入れることも考えられる」とし、曲名を取り入れるのも手だとした。

 企業の宣伝、広報に詳しい事業構想大学院大学学長の田中里沙さんは「“ファンとともに歩む”など思いを込めた英文のメッセージの頭文字を取って、アルファベット3文字ほどの短い社名が良いのではないか」と提言。「これまではジャニーズという社名が前面に押し出されていたが、これからは“ファブリーズ”などブランド名が社名よりも広く知られているP&Gのように、個々のグループやタレントを目立たせていくことが重要になると思う」と話した。

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