内田恭子 ジャニーズ事務所の後手後手対応に苦言「企業として気づくのが遅いのかなという感じが」

[ 2023年9月20日 16:29 ]

内田恭子
Photo By スポニチ

 フリーアナウンサー内田恭子(47)が20日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)にコメンテーターとして生出演し、ジャニーズ事務所の対応のスピード感について自身の意見を話した。

 同事務所は7日に開いた会見で、故ジャニー喜多川元社長による性加害を認め、謝罪した。今後は被害者への謝罪や救済、補償を行い、そのための対応窓口を設置。19日には取締役会後に公式サイトで、社名変更を検討していることを明かした。内田は「会見の時から見ていて、もう少し早い対応ができなかったのかなって、いろんな面において思う」と、後手後手の対応に苦言。「そうやっている間、メディアやすべてが様子見をしている間にも、未だに苦しんでいる人がいるってことを、決して忘れてはいけないと思う」と強調した。

 最優先ですべきこととして挙げたのは、性加害の被害者へのケア。「まずその人たちのケアをすべきだと思う。あとは自社のタレントたちもきちんとケアをしていくのであれば、今こういうふうに様子見をしているのが、そういう人たちをさらに苦しめる二次被害にもなり得るってことがあるのではないか」と指摘した。

 会見を受け、同事務所のタレントを起用していた多くの企業が、契約の見直しや今後起用しないことを相次いで発表している。内田は「グローバルで事の重さに気づくっていうところが少し遅いのかなっていう感じが、企業として気づくのが少し遅いのかなという感じがしている」とし、「そういった意味で、とてもクローズドな世界だったのかなという印象を受けます」と、芸能界の体質にも言及した。

続きを表示

芸能の2023年9月20日のニュース