ナイツ塙、さすが深い考察!「VIVANT」が本当に伝えたかった“メッセージ”とは「第1話で…」

[ 2023年9月20日 14:44 ]

ナイツ・塙宣之
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 お笑いコンビ「ナイツ」の塙宣之(45)が、20日放送のニッポン放送「ナイツ ザ・ラジオショー」(月~木曜後1・00)に出演。ハマっていたTBS日曜劇場「VIVANT(ヴィヴァン)」の感想を述べ、第1話から最終話まで一貫して込められていた“メッセージ”について、考察を繰り広げた。

 「VIVANTノート」をつくってしまうほど、ドハマりしていた塙。同番組内でも考察を繰り広げており、最終話放送から3日経ったこの日も、冒頭から「VIVANT」の話で持ち切りだった。

 塙は「初回の一番最初に、“天照大御神、イエスキリスト、アッラー、モハメッド…誰でもいいから助けてくれ”って乃木憂助(堺)が言っていたのが、結局、お父さんが最終回で言っていた“宗教とか全てを超えて尊重しなければならないんだ”という教えにつながるんだよね」と、初回と最終回の共通点を指摘した。

 最終回で乃木の父ノゴーン・ベキ(役所広司)は「人間の欲望にはキリがない。愚かな生き物だ。今や世界中がそうだ。誰もが自分のことばかりを考え、持つ者と持たざる者の間に大きな分断が生まれた。日本もそうだ。だが日本では、ありとあらゆるものに神が宿っていると考えられてきた。神はひとつではないという考えがあることで相手の宗教にも理解を示し、違いを超えて結婚もする。日本には考えの違う相手を尊重する美徳がある」と、日本について自身の考えを語っている。

 この共通認識について、塙は「乃木が小さい頃から教えられていたのか、乃木自身もそういう価値観の中で生きてきたのか。ここは“親子だな”と思った」と回顧。「乃木は父と離れて暮らしていたけど…第1話で乃木が礼拝所で、イスラム教の礼をして“何で他の宗教のあいさつをするんだ”って言われていたけど、このシーンにつながるんだと。そこが、言いたいところだったんじゃないか」と、ドラマを通じて伝えたかった壮大なメッセージはこの点にあると推察した。

 塙が「40年間、別々で育ったけど、やはりお父さんと同じ感覚を乃木をもっていたというところに感動した」と改めて振り返ると、相方・土屋伸之も「“日本はそういう国じゃないんだ”って、40年間日本にいなかったベキが言っているんだ。それがどう伝わるか…というところに持っていったんだよね。それが他のドラマと違うところで、刺さるよね」と共感。塙は「血がつながってるから、そうなんだなって」と深くうなずいた上で、「松坂桃李なわけないじゃん。子供が」と、自身が唱えていた「本当の乃木は松坂桃李の黒須説」に言及。「最悪だよ。『XXCLUB』大島くんが言ってた説、ありえないよ」と大島育宙に“罪”をなすりつけると、土屋がすかさず「いやあなたが言ってましたけど」とつっこみ、笑いを誘っていた。

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