恵俊彰　ジャニーズ社名変更検討に「被害賠償とタレントのマネジメントを同じ組織がやることに無理がある」

恵俊彰
Photo By スポニチ

　タレントの恵俊彰(58)が20日、MCを務めるTBS「ひるおび！」（月～金曜前10・25）に出演。ジャニーズ事務所が19日、公式サイトで社名変更を検討していると発表したことに言及した。

　ジャニーズ事務所は「今後の会社運営に関するご報告」として「皆さまのご意見、ご批判を真摯に受け止め、今後の弊社の在り方について検討を重ねて参りました。本日、弊社取締役会を開催し、藤島が保有する株式の取り扱い、被害補償の具体的方策、社名変更、所属タレント及び社員の将来など、今後の会社運営に関わる大きな方向性についてあらゆる角度から議論を行い、向かうべき方針を確認いたしました」と公式サイトに文書を掲載。今後「法務や税務その他の論点を精査する所存です」とし、10月2日には、その進捗内容を具体的に報告するとした。

　東山新社長は7日に会見。一度は「社名は変わらない」と明言したが、報道陣からの批判を受け、変更を検討する余地について「ある」と発言していた。芸能関係者によると、現在は新たな社名を検討している段階。一方、被害者への補償を担当する組織としてジャニーズ事務所を残し、全く新しい会社を設立。そこにタレントが所属する案もあるという。

　恵は、コメンテーターから“事務所は今後、被害賠償に特化した組織にすべき”という意見が出る中、「被害者を救済するという作業と、一方では今いるタレントのマネジメントをしていく作業は全く違いますもんね。ということは同じ組織でやることに無理がある」と指摘し、「来月の2日ですね。進捗内容を報告するようですね」と話した。