モー娘。　卒業控える譜久村聖のラストシングル発表「メンバー同士で相談しながら作り上げた」

秋のコンサートツアー初日公演を行ったモーニング娘。’23。（左から）横山玲奈、譜久村聖、岡村ほまれ
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　アイドルグループ「モーニング娘。’23」が16日、秋のコンサートツアー「Neverending　Shine　Show」の初日2公演を神奈川・座間市のハーモニーホール座間で行い、卒業を発表しているリーダー譜久村聖（26）が参加するラストシングルの発売を発表した。

　昨年12月、今ツアーをもってグループを卒業し、芸能活動を継続することを発表している譜久村。公演では、10月25日には73枚目シングルを発売することがサプライズで発表された。10カ月ぶりのシングルに、ファンからは万歳三唱が起こるなど、大盛り上がりだった。

　シングルは「すっごいFEVER！/Wake―up　Call～目覚めるとき～/Neverending　Shine」で、表題曲が3曲のトリプルA面。コンサートでは3曲を初披露した。「Neverending　Shine」は譜久村の歌唱パートが多く、よりフォーカスが当たる楽曲。譜久村は「メンバー同士で相談しながら作り上げてきたものが、世に放たれた瞬間を実感することができました」としみじみ語った。「今回の新曲は、みんなで盛り上がれる楽曲から、浸れるような楽曲もありますので、3　曲を通して皆さんに楽しんでいただければなと思います」。また「特に『すっごい　FEVER！』のラストは、皆さんの頭の中にも残るんじゃないかなって。グループの歴史の中でもなかったような曲なので、今回のシングルというかツアーの目玉にもなっちゃうかも」とPRした。

　昨年で25周年を迎えたモー娘。。夏のツアーはその歴史を振り返るような内容だった。今回は譜久村の卒業、17期生のツアー初パフォーマンスと、歴史の分岐点になる。譜久村は「思い出深い曲が詰まったツアーなので、自分たちのカラーが出せるんじゃないかなって」と自信を口に。「私自身、憧れだったり、初めてもらった大切なパートだったりとか、本当にいろんな思い出がよみがえってきて、それが夏の　25　周年ツアーと違った形で届けられるのが嬉しいです。17　期メンバーも初のツアーなので、みんなで楽しめるツアーにしたいと思います！」と意気込んでいた。

　譜久村は2011年に9期生メンバーとして、生田衣梨奈らとともに加入。14年には道重さゆみからリーダーの座を引き継ぎ、歴代最長の約9年にわたりグループを導いてきた。ツアーは現在、13都市27公演が発表されている。約12年にわたる譜久村のアイドル人生、そのカウントダウンが始まった。