「どうする家康」歴戦の松潤家康 髭に白髪も…最終“狸親父”ビジュアル完成!老成の顔「恐ろしく美しい」

[ 2023年9月16日 05:00 ]

大河ドラマ「どうする家康」の“最終ビジュアル”が完成。徳川家康(松本潤)の視線の先には何があるのか――(C)NHK
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 嵐の松本潤(40)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)の最終ビジュアルが完成し16日、解禁された。

 三方ヶ原、長篠・設楽原、小牧長久手、関ヶ原、そして大坂の陣…。戦なき世をつくるため、幾多の戦を重ねてきた主人公・徳川家康。白兎から狸親父へと変貌を遂げ、王道から覇道へと転換し、天下人への道を突き進む家康は何を見つめているのか。髭には白髪も混じり、威厳に満ちた老成の面持ちが公開された。

 物語は天下分け目の「関ヶ原の戦い」、豊臣家との全面対決「大坂の陣」へ。いよいよクライマックスを迎える。

 デザインを担当したのは、3人の若手グラフィックデザイナー・浅葉球氏、飯高健人氏、石井伶氏によるユニット「GOO CHOKI PAR(ぐー・ちょき・ぱー)」。

 「激動の戦国時代を駆け抜け、円熟した家康。天下統一の大偉業を成す人の『顔』はどんなものだったのか。『どうする家康』最後のポスタービジュアルとして、松本潤さんがこの作品を通して表現してきた家康の集大成としての表情を切り取りたい、研ぎ澄まされたその一瞬に、家康の人となり、その歴史を映し出したいと考えた」と意図を説明。

 「仄かな光明の中で、じっとこちらを見据えるその表情には、喜びも、憂いも、怒りも、愛も、そして泰平の世への祈りも内包されているように感じる。『青』の時代から新時代の幕開け『光』の世界へ。その表情は深く、重厚で、恐ろしく美しい」

 出来栄えに、制作統括の村山峻平チーフ・プロデューサーも「家康は何を見つめているのか、瞳の奥には何が映っているのか。そして、この家康自身もまた、人間なのか、怪物なのか。ポスタービジュアルの前に立つ私もまた、『どうする』という思考の選択を迫られる、不思議な表情の家康です」と称賛。

 「“戦国”という積み重ねてきた過去に思いを馳せるのか、“江戸幕府”という新しい日本の未来を見据えているのか。今日の日本には、家康が生きた証が身近にたくさんあります。それぞれに、どんな意味があったのだろう。どんな願いが込められていたのだろう。今生きる、この世界を家康の目線で捉えたなら、とても素敵なものが見えてくるかもしれません。大河ドラマ『どうする家康』をご覧になっている皆さんに、そんな瞬間が訪れたら幸いです」と呼び掛けた。

 1週休止だった放送は17日から再開。第35話「欲望の怪物」がオンエアされる。家康はついに上洛を決意、豊臣秀吉(ムロツヨシ)の臣下に入る。

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