「どうする家康」最恐秀吉が話題のムロツヨシ 尾張弁に苦労 岡田准一&松潤が邪魔?今後はダークピエロに

[ 2023年8月13日 18:33 ]

愛知県小牧市で行われた大河ドラマ「どうする家康」のトークショーに参加したムロツヨシ(左)と浜野謙太(C)NHK
Photo By 提供写真

 NHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)の羽柴秀吉役“怪演”が反響、大河史上“最恐”の呼び声もある俳優・ムロツヨシ(47)が13日、愛知県小牧市の小牧市市民会館ホールで行われたトークショーに参加。尾張弁への苦労を打ち明けた。

 <※以下、ネタバレ有>

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。嵐の松本潤は大河初主演となる。

 トークショーには、織田信長(岡田准一)の次男・織田信雄役の浜野謙太も登場。

 それぞれの役柄について、ムロは「結果的に“ダークピエロ”になっていくが、笑われていた人間がいつの間にか天下人になれてしまったという事実を、古沢さんの脚本は描いているのだと思う。家康・信長と秀吉は歪な三角関係」、浜野は「劣等感の塊のようで、自分に近い役。偉大な人が近くにいるところも同じで、僕の半生に似ていると思う。かえって演じにくかった」と述懐。

 ムロが「秀吉にとっては利用価値があり、感情操作しやすい人」とニヤリと笑うと、浜野は「秀吉というより、ムロさんが怖かった」と語った。

 “松潤家康”については、ムロは「作品を背負う不安が自信となり、背中が大きくなっていく姿を側で見ていた。白兎が本当に狸になっていくのか、皆さんの目で見届けてほしい」と呼び掛けた。

 会場と質疑応答も。方言について質問されたムロは「尾張弁を知らなかったので、大げさに演じると関西弁に寄ってしまい、難しかった。岡田さん、松本さんが本番直前、耳元でわざと違うイントネーションで台詞を言ってくるので、混乱した。初登場シーンは早口の尾張弁で何度もNGを出してしまった思い出がある」とエピソードを披露。岡田と松本に“邪魔された”ことを明かした。

 この日の第31話は「史上最大の決戦」。お市の方を死に追いやった羽柴秀吉(ムロツヨシ)に、徳川家康(松本潤)は激怒。打倒秀吉の意志を固める。しかし、勢いに乗る秀吉は織田信長の次男・織田信雄(浜野謙太)を安土城から追放、着々と天下人への道を進む。信雄からも助けを求められ、10万を超える秀吉軍と戦う方法を考えあぐねていた家康は、本多正信(松山ケンイチ)の日ノ本全土を巻き込む壮大な作戦を採用。しかし、その策も秀吉に封じられ、大ピンチに追い込まれ…という展開。いよいよ羽柴秀吉と徳川家康の唯一の直接対決「小牧・長久手の戦い」(天正12年、1584年)が迫る。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年8月13日のニュース