自民・佐藤正久議員 中国軍ハッキング情報に「防衛省が気付かなかったというのが1番の問題」

[ 2023年8月13日 14:26 ]

 元自衛官で“ヒゲの隊長”こと自民党の佐藤正久参院議員(62)が13日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。中国軍のハッカーが機密情報を扱う日本の防衛ネットワークに侵入したことが2020年秋に発覚し、米国が日本に懸念を伝えたとされる問題についてコメントした。

 司会のフジテレビ解説委員の松山俊行氏が「サイバー攻撃自体はあった可能性は否定できないですか?」と聞くと、佐藤氏は「否定できないと思います。防衛省がハッキングされていたということに気付かなかったというのが1番の問題。米国から指摘された。米国は分かったけども自衛隊は分からなかったと。これが1番の問題」と指摘。

 その上で「気付かなかったというのが問題ですが、サイバーは攻撃側が圧倒的に有利なんです。守る側は大変なんです」とし「守るためには日頃から、あやしいと思ったらそこを見ておかないといかないし、1回攻撃を受けたら、その攻撃をした側を特定して2回目の攻撃を防ぐためにそこを無力化するということをしないと、二の矢、三の矢を防ぐことはできない。昨年末に決めた安保3文書の中にアクティブサイバーディフェンス、能動的なサイバー防御という部分を入れたので、それをやらないと、日頃から見ておかないと、ずっと待ち受けだと守り切れない。これは大きな問題だと思います」と自身の見解を述べた。

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