フジ「真夏のシンデレラ」　自然の美しさ追求したロケで“本当の夏”を表現

フジテレビ月9ドラマ「真夏のシンデレラ」で主演を務める森七菜（中央）ら
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　現在放送中のフジテレビ月9ドラマ「真夏のシンデレラ」（月曜後9・00）は、森七菜（21）と間宮祥太朗（30）を中心とした男女8人の恋を描く物語だ。舞台は真夏の海。プロデューサーの中野利幸氏は「これでもかと思うほどに夏らしさを詰め込みました」と胸を張った。

　その言葉通り、透き通るような青い海、オレンジ色に海が染まるサンセット、打ち上げ花火など、夏らしい演出がふんだんに盛り込まれている。新型コロナウイルス感染症が5類に移行されてからの撮影とあり、積極的にロケも行っている。「CGなどに頼ることはせず、できる限り自然の生の美しさを追求しています。その分“天気待ち”など大変なことは多いですね」と苦笑いを浮かべた。

　そんな演出には中野氏の願いも込められている。「ここ数年はコロナの影響があり、今の大学生や高校生たちの中には“本当の夏”を知らないまま卒業した人たちも多い。もちろんドラマではあるんですが、そんな人にも夏を楽しんでいただきたい」と力を込めた。