ドリカム、ライブ無断撮影に毅然 「著作権侵害」と指摘 客同士によるトラブルも…「一切撮影禁止」強調 

[ 2023年7月31日 15:38 ]

DREAMS COME TRUEの中村正人(左)と吉田美和
Photo By 提供写真

 人気音楽バンド「DREAMS COME TRUE」の公式サイトが31日に更新され、4年に一度の大規模ライブ「ドリカムワンダーランド2023公演」について、トラブルとなっている来場者による「無断撮影・投稿行為」に言及。改めて「会場内は撮影禁止」と注意を呼びかけ、発覚した場合は「データの消去、没収、退場」などの対応を講じると発表した。メンバーの中村正人(64)も、この情報を拡散。ファンから大きな反響を呼んでいる。

 今月1日の札幌公演を皮切りに、全国ツアーをスタートさせたドリカム。「史上最強の移動遊園地」のコンセプト通り、壮大なセット、演出で、ファンを夢中にさせている。

 だが、一部ファンが公演の様子をSNSに投稿。ドリカムのツアーでは、アーティストがいる・いない、公演開始前・終了後に関わらず、撮影禁止とされているだけに、ファンの間で「会場内撮影禁止ですって毎回言うのめんどくさい」「会場内の撮影は著作権侵害に当たる」「係の人も撮影禁止って叫んでたけど、少なくとも私の周りの人はセット撮りまくり。規制退場の案内も無視して、ぞろぞろ出口に向かう人も多数。ドリカムの事大好きで来てるんですよね?とても残念」と、トラブルの火種となっていた。

 公式サイトでは、改めて「公演当日、会場内アナウンスでもお伝えしておりますが、客席内での写真撮影(カメラ/携帯/スマートフォン/タブレットなど)の撮影行為は一切禁止です」とお知らせを掲載。「アーティストが”居る””居ない”に関わらずステージセットやスクリーンに映し出された映像など、客席内での撮影行為は一切禁止です」とした。録音などの行為も固く禁止としている。

 これらの行為について「著作権法に定める著作者や実演家の権利を侵害する行為となります」と指摘し「万一、使用を発見した際には、データの消去、機材・フィルムなどはすべて没収、悪質な場合は退場して頂きます」と発表。「スタッフ以外の方が、このような行為を発見された際は、お客さま同士のトラブルにつながりますので必ずお近くのスタッフまでお声掛け頂きますようお願い申し上げます。また、これまでに会場内で撮影された方は画像の削除、SNS等への投稿に関しても著作権の侵害する行為となりますので速やかに削除お願いします」と呼びかけた。

 ファンによる無断撮影行為に苦言を呈していた中村も、自身のツイッターで、サイト内の文章を引用。マナーを遵守するファンから「マサさん、ありがとうございます。みんな楽しくライブ参加できますように」「やはり歴然とした対応が1番だと思います」「公式からの発表ありがとうございます。私も何回かワンダーランドに行って正直モヤモヤしてたところがあったので」「スタッフさんは大変でしょうが…お客さん同士がギスギスするのは嫌です」「なるべく不特定多数が目にするところにバンバン掲載して!」と、賛同するコメントが多く寄せられた。

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