堺雅人 役者目指し早大を中退 極貧の若手時代は「野菜食べなきゃ」食べた道ばたのものは…

[ 2023年7月31日 14:51 ]

堺雅人
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 俳優の堺雅人(49)が、30日放送のTBS「日曜日の初耳学SP」(後9・00)にVTR出演。若手時代の極貧生活を振り返った。

 堺は地元・宮崎の高校から早稲田大学に進学も芝居にのめり込み授業より稽古に熱中する日々が続き、大学3年時の春に家族に相談せず大学を中退。「中退したら当たり前ですけど、すぐに奨学金を返済しなきゃいけないのでびっくりしました。翌月から督促状が来た。“もう返さなきゃいけないの?”って」と奨学金の返済に追われるようになったと振り返った。

 その後、バイトをしながら役者を続ける極貧生活が続き「“野菜食べなきゃ”と思って」と道ばたに咲いていたタンポポを食べたこともあると明かし「軟らかそうってちょっと狙ってました。おひたしにして食べました。美味しかったですよ。春菊食べられるんだから、タンポポも食べられますよ」とあっけらかんと笑った。

 また、26歳の時にNHK連続テレビ小説「オードリー」に出演し「初めてバイトをしなくても済むようになった」と回想。「それまではバイトしないと食べられなかったんですけど、NHKの(出演料の)支払いがずいぶん後だったので、撮影中が大変でした。バイトできないわ、ギャラは入らないわで」と当時を懐かしんだ。

 また、朝ドラ出演の反響は大きかったそうで、大学を中退後、両親と疎遠になっていたものの「それまでドラマ出させてもらったんですけど、関東しか放送されていないことが多く、出身が宮崎なので宮崎の両親、親戚が“あ、本当に雅人が俳優やってるんだ”って認めてもらった作品ですね。それまでなかなか信じてもらってなかったので」とようやく認知してもらえたといい「(両親とは)大学中退してますから気まずくなっていたのが、お互い連絡取り合って、ようやく宮崎に帰れるようになりました」と語った。

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