京本大我　全編音楽のみ名作ミュージカル「シェルブールの雨傘」主演　「自信を持ってお届けします」

舞台「シェルブールの雨傘」に主演するSixTONESの京本大我
Photo By 提供写真

　SixTONESの京本大我（28）がミュージカル「シェルブールの雨傘」で主演を務める。1964年に公開された名作映画の舞台化。「大作への出演にプレッシャーも感じます」としつつも「この作品を令和の時代に上演する意味、そして僕が務めさせていただく意義を、稽古期間を通してよく考え、皆さまに自信を持ってお届けすることをお約束します！」と力強く宣言した。

　フランスの港町で戦争によって引き裂かれ終わりへ向かう若い2人の恋を描く。日本では1983年に舞台化。これまでに元V6の坂本昌行（52）や俳優の井上芳雄（44）ら、さまざまなキャストで上演されてきた。

　映画の音楽は「ロシュフォールの恋人たち」などで知られる仏映画音楽界の巨匠である故ミシェル・ルグラン氏が担当。せりふを含めた全編が音楽のみで構成されている。その表現と作品性が高評価を受け、第17回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した。

　今回の上演でも、全編が音楽のみで構成される予定となっている。「ニュージーズ」「エリザベート」などミュージカルの大作に出演してきた京本にとっても初めての演出となる。これまでも高い歌唱力が評価されてきたが「音楽でストーリーを紡いでいく形になると思うので、役を通して歌唱表現の幅もさらに広げていきたい」とさらなる成長を誓った。

　共演は退団後初のミュージカル出演となる元宝塚歌劇団娘役トップの朝月希和（年齢非公表）、元乃木坂46の井上小百合（28）。東京公演は11月4～26日に新橋演舞場で上演され、大阪と広島でも公演が行われる。