高橋尚子さん「3分ぐらいにらめっこしてたように感じた」　ランニング中に熊と遭遇の過去「もう怖くて…」

高橋尚子さん
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　シドニー五輪女子マラソン金メダルの高橋尚子さん（51）が29日、TBSラジオ「ナイツのちゃきちゃき大放送」（土曜前9・00）に生出演。ランニング中に熊と遭遇してしまったという驚きのエピソードを披露した。

　高橋さんは出身地の岐阜県では陸上が盛んなのか?と尋ねられ「いや、全くないと思います。ただ、とても自然が豊かで食べ物がおいしくて、人が温かい。これはスポーツ選手が伸びる要素がギュッと詰まった場所だとは思います。いいところです」とコメント。「（子供の頃は）山に入って遊びまくっていたので足が鍛えられたとこはあるかもです」と話した。

　さらに引退した現在でも「いまだに2時間ぐらいを目安に20キロぐらいなんですけど、走ってます」とコメント。「今も自然が大好きで東京での仕事が多いんですけど、山の近くで走りたいので千葉の山の方に住んでます。40キロぐらいの周回コースを走ったりするんですけど、信号が1個もない（走りやすい）んですよ。ただ今は2、3日に1回ぐらいはヘビに会います」と明かした。

　すると、番組パーソナリティーの「ナイツ」塙宣之から「熊とかは?」と聞かれ、高橋さんは「熊!?熊は千葉にはなかなか出ないですけど、アメリカで走っていた時は2回遭遇したことがあります」と返答。

　周囲から驚きの声が上がるなか、番組共演者の出水麻衣アナウンサーが「止まるんですか?走り抜けるんですか?」と質問。高橋さんは「止まります止まります。止まって多分30秒ぐらいに満たないんですけど、私の中では3分ぐらいにらめっこしていたように感じました」とコメント。

　続けて「ただ、こっちも悪さをしなければ（熊の方から）向かってくることはないので、向こうが道を渡って何処かへ行くまで待っていて、その後はダッシュで帰りました。2回目に会った時は子供が3匹ぐらいいる状態だったので2時間ちょっとで帰れるところ、2時間半以上かけて回り道をして帰りました」と説明。「もう怖くて…」と衝撃の体験談を披露した。