平野レミ　亡き夫から求愛の思い出「クレイジーだった私と結婚したいって思ったんだってさ」

平野レミ
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　料理研究家でタレントの平野レミ（76）が、28日放送のTBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」（金曜後8・57）にゲスト出演し、結婚にまつわるエピソードを明かした。

　平野の夫は、イラストレーターの和田誠さん。週刊文春の表紙や、たばこのハイライトのパッケージなどもデザインした。2人は1972年に結婚。2人の子宝に恵まれたが、和田さんは19年に肺炎で死去した。83歳だった。

　平野が「優しくて優しくて、いい人だったよね？」と和田さんへの思いを口にすると、次男の妻で料理家の和田明日香は「レミさんと結婚したんだから…すごいよ。すごいですよ、器が」とポツリ。平野は大笑いしていた。

　なれそめを聞かれると、平野はTBSラジオ「それ行け！歌謡曲」がきっかけだったと明かした。「私は久米宏さんという人と番組をやっていたのよ、ラジオの番組。その時のを今、聴くとクレイジーだったのよ。今聴くとクレイジー」と振り返り、「クレイジーだった私をさ、和田さんが“この子と結婚したい”って思っちゃったんだってさ」とのろけた。

　和田さんは久米に、間を取り持ってもらうようお願いしたという。平野は「久米宏さんに、“あの人紹介してよ”って頼んだら、久米さんが“あの女だけは絶対に紹介できない。あんなのと結婚したら、とんでもないことになる”って言ったんだってさ」と説明した。

　一同から「え～！」と驚きの声が上がる中、平野はさらに「でもね、“とんでもないことになっても構わないから、紹介してくれ”って。で、結局50年、一緒にいて」と懐かしそうに回想。タレント藤本美貴は「すてき～！」と感激していた。