ススキノ頭部切断事件 東国原英夫氏は計画のずさんさを指摘「こんな稚拙な計画はないですよ」

[ 2023年7月27日 16:23 ]

東国原英夫氏
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 元衆院議員、元宮崎県知事の東国原英夫氏(65)が27日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)に生出演し、札幌市の歓楽街ススキノのホテルで、頭部が切断された男性の遺体が見つかった事件について自身の疑問点を語った。

 札幌・中央署捜査本部は25日、死体損壊、死体領得、死体遺棄の疑いで逮捕した職業不詳田村瑠奈容疑者(29)と父親で精神科医の修容疑者(59)の同市厚別区の自宅から被害者の頭部を発見したことを明らかにした。同じ容疑で母親のパート従業員浩子容疑者(60)も逮捕した。頭部が持ち込まれていたことを知っていた疑いがある。一家は3人暮らしだった。

 逮捕から3日たっても、犯行の動機などがいまだにはっきりしない事件。東国原氏は「動機も分からないし、手段も正確には分からない」と首をかしげた。警察は殺人容疑でも調べを進めており、同氏は「人の首をのこぎりで切ったり、刺したりすることが普通にできるのかな?と思ったりするわけですよ」と、続けざまに疑問を口にした。

 捜査関係者への取材では、浩子容疑者が「娘と男性との間でトラブルがあった」と供述していることが分かった。東国原氏は「そうなる前に何か解決法はなかったのか。トラブルにあったかもしれないけれど、それに至る前に何か手段はなかったのかな。ここまでやるというのは何なのか?動機というか。恨みつらみがあったのか分からないけど、究極の手段じゃないですか?」と、犯行の決断を止める手立てがなかったことを不思議がっていた。

 犯行現場のホテルの部屋に瑠奈容疑者の指紋は見つからず、手袋をはめたり、指紋を拭き取るなど、計画性を感じさせる状況だったという。それでも東国原氏は「計画性って言われていますが、こんな稚拙な計画はないですよ。どう考えたってこれ、バレますよね。防犯カメラもありますし、証拠もいっぱいあるわけですから」と指摘した。

 瑠奈、修両容疑者は、自宅近くの量販店で犯行に使われた可能性のあるのこぎり、スーツケースを購入していたことが警察の捜査で判明するなど、少しずつ事件の骨格は見えてきている。東国原氏は「凶器を買ってもバレるわけです。血液もルミノール反応か何かですぐバレる。そこがどうなのかな…」とした。

 MCのフリーアナウンサー石井亮次が「バレるのを覚悟で、恨みつらみ…(を解消するための犯行だったのか)」と話すと、東国原氏は「そういうんだったら、別に中途半端な隠し方をしなくてもいいじゃないですか?バレるの覚悟(の犯行)だったら。ちょっと分からない」と返答。山積みの疑問に、困惑の表情を浮かべていた。

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