開演直前に急きょ中止の舞台「ハリポタ」10日まで中止決定　新たに2公演　体調不良者が完全に復調せず

昨年7月、舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」の製作発表に登場した（左から）藤原竜也、石丸幹二、向井理
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　公演関係者の中に複数の体調不良者が発生したため、8日の2公演が急きょ中止となった舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」（東京・赤坂ACTシアター）が10日まで中止となることが公式ツイッターなどで発表された。体調不良者の健康状態が完全な復調に至らないため。9日（午後0時15分開演）と10日（午後0時15分開演）の2公演が追加で中止となった。

　8日の昼の部（午後0時15分開演）は開演直前に中止となり、夜の部（午後6時15分開演）とともにアナウンス。公式ツイッターの発表は開演6分前だった。

　主催者は「観劇を予定されていたお客様におかれましては、引き続き大変なご迷惑とご心配をお掛けすることとなり、あらためて深くお詫び申し上げます」と謝罪。12日以降の公演については、11日までに発表される予定。中止4公演のチケットは払い戻しとなる。

　昨年7月8日に開幕し、ロングラン上演中。東京公演はアジア初、世界7番目の上演となった。今年1月13日に総観客数30万人を突破。2年目に入った人気作品だけに、体調不良者の回復が待たれる。