橋下徹氏 反乱のワグネルに「継戦能力がロシア軍よりもあるとは考えられませんから…」

[ 2023年6月25日 09:26 ]

橋下徹氏
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 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(53)が25日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。ロシアの民間軍事会社ワグネルによる反乱について言及した。

 ワグネルの創設者プリゴジン氏は24日、首都モスクワへの進軍停止を表明。懸念されていたモスクワでワグネル部隊とロシア軍が衝突する事態は回避される見通しとなった。ロイター通信によると、ワグネル部隊は制圧していたロシア南部ロストフ州にある南部軍管区司令部から撤収した。これに先立ちベラルーシ大統領府は、ルカシェンコ大統領がロシアのプーチン大統領との電話会談を受けてプリゴジン氏と協議し、ワグネルが進軍をやめ、緊張緩和の措置を講じることで合意したと発表。事態打開のために仲介役を担ったと強調した。ロシアのプーチン大統領は一時「武装反乱だ」と非難し、鎮圧すると表明。これに対し、プリゴジン氏は「大統領は大きな間違いを犯した」と投降を拒んでいた。

 橋下氏は「普通に考えれば、ワグネルの継戦能力がロシア軍よりもあるとは考えられませんから、いずれにせよ両者で武力で解決するのではなくて、ある意味、政治で解決した。ただ一般国民、世界中のいろんな法秩序、特にウクライナ国民というものを置き去りにしたドタバタ劇で本当に迷惑千万ですけどね」と自身の見解を述べ、「プーチン政権を本当に倒し、国際秩序に沿ってくれるというんだったら期待したんですけども、こういう形になったというのは本当にちょっとねえ、何なんだろ、専門家の皆さんに聞きたいですね」と話した。

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