藤井棋聖 淡路島で第2局開幕 戦型は先手佐々木七段の相掛かり 「持ち味を生かして」前夜祭での予告通り

[ 2023年6月23日 12:16 ]

棋聖戦第2局に臨む藤井聡太棋聖(日本将棋連盟提供)
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 藤井聡太棋聖(20)=王将、名人、竜王、王位、叡王、棋王含む7冠に佐々木大地七段(28)が挑む第94期棋聖戦5番勝負第2局は23日午前9時、兵庫県洲本市の「ホテルニューアワジ」で対局が始まった。藤井の先勝で迎え、戦型は先手佐々木の相掛かりになった。

 相掛かりは佐々木の得意戦型。負ければ後がない2敗目となるため、勝率上若干有利な先手番でキープの姿勢をにじませた。

 前日、同所で行われた前夜祭でも「決勝トーナメントでは(振り駒で)先手番を引いて戦ってきました。自分の持ち味を生かして精一杯熱戦にしたい」と意気込みを語った。思いを裏付けるように、初手から指し手が進み、正午からの昼食休憩までに38手進んだ。戦局は角交換を経て、お互いに駒台へ角を置いた。飛先の歩を交換した藤井は7段目の佐々木陣に歩を打ち込み、攻めの拠点を築いている。

 午前のおやつは藤井が淡路島ブルーベリータルトとアイスコーヒー、佐々木は淡路島ブルーベリーコンポートとライチのムース、ホットコーヒー。昼食メニューは藤井が淡路牛と淡路野菜のステーキ丼と淡路島ぬーどるブイヤベース風スープ仕立てを双方ハーフサイズで、佐々木は淡路島牛丼。対局は午後1時再開される。

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