中尾彬 アトリエ、墓…こだわりの終活 人間関係も整理「役者とは一切付き合わない」理由

[ 2023年6月23日 14:36 ]

池波志乃(左)と中尾彬
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 俳優の中尾彬(80)と女優の池波志乃(68)夫妻が23日、フジテレビ「ぽかぽか」(月~金曜前11・50)にゲストとして生出演。こだわりの終活について語った。

 この日はゲストに対する“勝手なイメージ”について語る「ぽいぽいトーク」のコーナーに登場。「こだわりの終活をしてるっぽい」とのイメージを振られると、「○」の札を掲げてみせた。

 中尾は「2人とも病気になったことがあったのね。そろそろいろんなことを考えないといけない年齢になって。じゃあ大きい物から少しずつ片づけていこうって。それで沖縄のアトリエと千葉のアトリエ全部あれ(処分)して」と明かした。

 「それから身の回りの物を(処分)やって」と続けると、池波は「後は入るお墓をね」。中尾は「自分で作って。デザインして」と墓の写真も披露した。「“中尾家之墓”とは書いてないんだよね。下に“無”っていう字を書いて。もうみんないなくなるんだから」と説明した。

 また「お墓って立ってんじゃない。俺横にしてんだよ」と墓石が横向きに3つ重ねられていると中尾。MCの「ハライチ」澤部が「どうなんですか、だるま落とし風みたいな…」と続けると中尾は「絵描いてると平面的なものしかやってなかったから。立体的な物が欲しかったの。それで石を彫ってみたい、彫ってみたいってずっと頭にあったんだよ。いいチャンスだと思ってお墓にしたんだけど」「(自分で石を)選んで」「デザインと石の質だとか」とこだわりを語った。

 今は「だんだんこけむしてます」とし、池波は「“無”は彬の字だよね」と紹介。夫婦のうちどちらかが墓に入ったら名前を入れるのかと問われると、「書かない。だから私たち子供がいないっていうのを選んでしまったので、自分ではっては入れないけれど、後これを面倒ちょっとみてくれる人がいたら、入っていいよと。そのまんまあげるから。それだけやってねって言ってあるから。そうするとみんな、結婚したりして名字が違っても誰が入ってもいいようにしてあるんですよ。嫌だったら処分してねって、お寺と考えて」と思いを述べた。

 「デザインは“えっ、不思議”と思ったんだけど、でもまあ立ってるより安定良くて、だから人に迷惑かけないように、転びにくいからいいなと思って」とし、家族も入っているとした。

 ほかにしている終活はあるのかと聞かれると、「人間関係も一緒にいろいろ整理したかな」と池波。中尾は「例えば30代で友達だった人と、50代、70代の違いがあるじゃない」と話し、池波は「切るっていう意味じゃなくって」と補足説明した。MCの「ハライチ」澤部佑が「中尾さんが人間関係を整理って言うと、なんか始末した、みたいな…」と冗談めかして話すと、中尾は「でもやや近いよ」と笑わせた。

 池波は「仕事だけでだらーっとつながってた人は向こうも迷惑だっただろうなと思うような」関係を整理したと言い、中尾は「役者とは一切付き合わない。悪口ばっかりになっちゃう会話が。だから俳優さん以外に、お医者さんだとか、お店の人とか。発想が豊かじゃん、私たちにない発想を与えてくれるから」と力説。池波は「だから無理無理向こうも腐れ縁で引きずってたのをちゃんと自分たちもきちんと。だからもう無理な贈り物のやり取りとか、そういうのもちゃんとあいさつして」終えたとした。

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