テレ東「量産型リコ」 量産型はダメなことではない 

[ 2023年6月20日 07:00 ]

個性を模索する主人公を演じる乃木坂46の与田祐希(右)(C)「量産型リコ」製作委員会2023
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 乃木坂46の与田祐希(23)が主演を務めるテレビ東京ドラマ「量産型リコ―もう1人のプラモ女子の人生組み立て記―」(木曜深夜0・30)が今月29日からスタートする。

 スタートアップ企業の社長を務める主人公が、ライバル企業から言われた「マスプロダクションタイプ(量産型)」という言葉に引っかかり個性を模索。そんな中で出合った大量生産型のプラモデルを作ることで大人へと成長していく物語。

 キーワードになるのがタイトルにもある「量産型」。他人と似通っていたり、突出したところがないことを表す言葉だ。漆間宏一プロデューサーは「量産型という言葉を否定したい、肯定したいというより、そういう文化も受け入れようという思いが込められている」と作品に対する思いを明かした。

 「僕は39歳ですが、よく“オンリーワンであれ”と社会的に言われ育ってきました。今の若者にもあると思います。でもみんなが何かの量産型で、その中にそれぞれの色がある。それが個性だと思います」。量産型というワードが少々ネガティブな意味で使われがちな昨今。漆間氏は作品を通じて「量産型はダメなことではないと勇気づけられたらいいなとチームで話してます」と語った。

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