「どうする家康」佐藤隆太「責任重大」ムロ秀吉の弟・秀長に!共演2回目“凸凹兄弟”手応え 3回目の大河

[ 2023年6月15日 12:01 ]

NHK大河ドラマ「どうする家康」に豊臣(羽柴)秀吉の弟・秀長役でレギュラー出演することが決まった佐藤隆太
Photo By 提供写真

 俳優の佐藤隆太(43)が放送中のNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)に豊臣(羽柴)秀吉の弟・秀長役でレギュラー出演することが決定し15日、番組公式ツイッターで発表された。大河出演は、2015年「花燃ゆ」以来8年ぶり3回目。秀吉役を怪演して話題を呼ぶ俳優・ムロツヨシ(47)との本格共演は、昨年7~8月の連続ドラマW「雨に消えた向日葵」(WOWOW)に続き2年連続2回目。佐藤は「凸凹(デコボコ)兄弟の掛け合いを是非、楽しみにしていただきたいです」と呼び掛けた。

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。嵐・松本潤は大河初主演となる。

 佐藤の大河出演は矢崎平蔵役を演じた07年「風林火山」、前原一誠役を演じた15年「花燃ゆ」に続き3作目。今回は“この弟がいたからこその天下人”豊臣(羽柴)秀長役に挑む。

 秀吉が心を許す数少ない理解者。幼少の頃から兄を慕い、大きな夢の実現に熱意を傾ける。知略策略にも長け、屈託のない笑顔と人好きのする物腰により、兄と一緒にうまく人を丸め込む。

 佐藤は「時に暴走する秀吉を諌め続け、兄の天下獲りに貢献した弟ということで、責任重大だなと。作品の中で秀長の功績が常にクローズアップされることはなくとも、この弟あっての…という兄弟間の呼吸を作れればと思います」と意気込み。

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズに出演しており「古沢さんの作品に呼ばれて断る理由は僕にはございませんので、楽しみに現場に直行しました!ユーモアと驚きの中で、それぞれのキャラクターの人間臭さをしっかりと感じられる古沢さんの作品が大好きです。今回、古沢さんが脚本を通して僕にどんな要求をしてくださるのか、とても楽しみです」と期待している。

 過去の大河出演については「スタッフの皆さんの作品に対する熱量とこだわりが素晴らしく、セットひとつとっても細部まで丁寧に創り上げられているその姿にプロの仕事を感じ、日々感動していました」と述懐。今作は「家康陣営の、お互いの弱さも受け入れながら認め合ってゆく家族のような空気感に、毎回温かい気持ちにさせられています」とし「それとはまた違った空気をまとった秀吉陣営とぶつかり合った時の展開が楽しみです」と秀吉VS家康の「小牧・長久手の戦い」などを心待ちにしている。

 既にクランクイン。「ある日の撮影で、縁側で秀吉と秀長が並んで座って話をしているシーンがあったのですが、その映像をチェックしながら、ムロさんとどちらからともなく『この2人の背中、空気感、なんか良いね』と話していました。そんな凸凹兄弟の掛け合いを是非、楽しみにしていただきたいです」と早くも手応えをアピールした。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年6月15日のニュース