「GLAY」ファンの迷惑行為に再度警告　自宅や実家に押しかけSNS投稿…タクシー運転手による被害も

ロックバンド「GLAY」（左から）HISASHI、JIRO、TAKURO、TERU
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　ロックバンド「GLAY」が9日、公式サイトで一部ファンによる危険な行為について、改めて注意喚起した。公式は5月にもファンのマナーを指摘する文書を掲載したが、さらにヒートアップした迷惑行為が見られたという。

　今年5月30日、「GLAY」はメンバーの地方移動の際、駅や空港で一部ファンの追っかけや待ち伏せなどの行為が見受けられると公式サイトで注意喚起した。具体例として「駅構内や空港、及び隣接する公共の駐車場等を移動する際の、つきまといやサインを求める行為、写真・動画撮影」「新幹線や飛行機などで、出演者が利用することを予想し、駅や駅構内、空港、空港ロビーや保安検査場付近、搭乗ゲートにたまる、見送るなどの待ち受け行為、通路など一般乗客の方の通行の妨げになる場所での話し掛け行為」「出演者と飛行機や新幹線などが偶然同じになった場合におきましても、出演者が搭乗・乗車するまで搭乗や乗車をせず円滑な運行を妨げるなどの行為」を挙げた。

　だがこれらの行為は、さらにヒートアップ。その後、一部のファンが、メンバーの自宅や実家に押しかける行為が見られたという。

　前回の警告から約10日、公式は再度お知らせを更新し「ごく一部の方ではありますが、メンバーの自宅、実家、スタジオと考える場所に押しかけ、インターホンを鳴らしたり、待伏せや周辺をたむろしたり、進入を試みたりする迷惑行為が見られます。これはメンバー・関係者のみならず、周辺住民の方にも多大なご迷惑をおかけしてしまう行為であり、メンバーにも多大な心的ストレスをかける行為です。絶対におやめくださいますようお願いいたします」と警告。「また一部ではありますが、タクシー乗務員の方から“○○の実家(orスタジオ)に連れて行ってあげる”などと誘われる事例もあるようです。こちらについては、GLAY及び弊社は一切許可を出しておらずオフィシャルなものではありませんので、ファンの皆様にはご理解いただき、該当場所へのご利用は何卒お控えくださいますようお願いいたします」と、タクシー運転手による迷惑行為も明かした。

　公式は改めて「メンバーの自宅、実家、スタジオと思われる場所に押しかける行為」「その場所の写真・動画を撮影する行為。またそれらをYouTubeをはじめとするSNSなどインターネット上にアップする行為」について「絶対にお止めくださいますようお願いいたします」と呼びかけ。「マナーを守って応援してくださるファンの皆さまにはご無用のお願いではございますが、一部の方々の心無い当該行為に向け、このようなお願いをいたしますことにつき、ご理解・ご協力くださいますよう何卒お願いいたします」と理解を求めた。