松本幸四郎　新たな「鬼平犯科帳」で“父子リレー”「傑作を最強メンバーで作っている」

会見に登壇した主演の松本幸四郎（中央）、市川染五郎（中央右）ら豪華レギュラー出演者
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　歌舞伎俳優の松本幸四郎（50）が主人公・長谷川平蔵を演じる新たな「鬼平犯科帳」のレギュラー出演者発表会見が7日、京都市の松竹撮影所で行われた。

　原作者・池波正太郎の生誕100年企画で制作される新作は、平蔵がいかにして「鬼の平蔵」と呼ばれるようになったのかを市川染五郎（18）が若き日の平蔵（長谷川銕三郎）を演じる“父子リレー”も見どころだ。

　幸四郎は、祖父の初代松本白鸚、叔父の中村吉右衛門が演じた平蔵役に「（過去の作品が）こうだったからこうしようとか、全く別のものとして（演じよう）というわけでもなく、いいものはいいというのを作ろう」と自然体で鬼平に向き合っていることを明かした。

　幸四郎父子をはじめ仙道敦子（53）、中村ゆり（41）、火野正平（74）や本宮泰風（51）、浅利陽介（35）、山田純大（50）、久保田悠来（41）、柄本時生（33）ら豪華出演者が顔を揃え「傑作を最強メンバーで作っている最中です」（松本幸四郎）と、自信をみなぎらせた。幸四郎の「火付け盗賊改方、長谷川平蔵である」の台詞言い回しが今から気になるところだ。

　新たな「鬼平犯科帳」は、SEASON1として2時間スペシャル（時代劇専門チャンネルで24年1月放送予定）、劇場映画（24年5月公開予定）、連続シリーズ（2話＝24年5月以降に放送・配信予定）の計4作が制作される。