秋野暢子　「頸部食道がん」ステージ3から復帰「新しい命を頂いた」

大阪市内でトークイベントを行った秋野暢子
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　女優の秋野暢子（66）が22日、大阪市内で開かれた抗がん剤治療副作用による抜け毛対策のトークイベントに出席した。

　昨年6月に受けた検査でがんが発見され、翌月のブログで「頸部食道がん」ステージ3であることを公表して以降、報道陣の前に姿を見せるのはこれが初めて。限定的にだがすでに芸能活動を再開。今月17日のインスタグラムへの投稿ではみつかった7個のがん細胞すべてが消え、がんサバイバーとして「新しい命を頂いた」と前向きにつづっていた。

　この日のトークでは治療中にあった早とちりエピソードを公開。朝起きて枕元にある脱け毛が嫌で抗がん剤治療前に自ら剃髪してスキンヘッドにしたものの、医師から使う薬に脱毛作用がないとその後、説明されて「最後まで抜けなかった」ことを明かした。

　現状に関しては、後遺症で両手両足の先に若干のしびれは残っているものの「本当に元気。歩けるし、車の運転もできる」などと笑顔で説明。ただ、4月以降も当面、月1回は再発していないかどうかの検査が続くとし、「食道がんは1年か2年が勝負。元気でいることが皆さんの励みになれば」と語った。