ナイツ塙 侍ジャパンVに「泣ける」「朗希投げさせなかった高校監督とかさ」「全部がつながっている気が」

[ 2023年3月22日 14:39 ]

ナイツ・塙宣之
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 お笑いコンビ「ナイツ」の塙宣之(44)が22日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「ナイツ ザ・ラジオショー」(月~木曜後1・00)に生出演し、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で侍ジャパンが3大会ぶりの優勝を成し遂げたことに喜びを爆発させた。

 侍ジャパンは21日(日本時間22日)、米マイアミで行われた決勝で、米国を3―2で破り全勝優勝。番組では、同局で生中継された実況の一部をハイライトで放送した。塙は「Jしか勝たん。道端ジェイしか勝たん。最高でしたね」とブラックジョークをまじえてつぶやいた。2日連続の同じジョークを繰り出したことに、相方・土屋伸之は「2日連続、その“決め球”だけで?」と、野球になぞらえてツッコミを入れた。

 塙は「日本中が今、すごい歓喜でしょう?おもしろすぎる。おもしろすぎる。おもしろかったなあ…」と何度も繰り返す一方で、チームの指揮官の采配を冷静に分析した。米国は“恐怖の9番打者”として恐れられていたターナーを6番に上げたのに対し、打順を大きくいじらなかった栗山英樹監督に言及。「アメリカとしては6番ターナーというのが、ホームランは打ったけど、9番に回ってきた時にはもっとランナーをためていたと考えると、栗山さんは打順を変えずに、(投手陣は)戸郷と高橋を出して、大勢を出して、ダルビッシュ出して、最後に大谷を出すという」と称賛した。

 この日は2番手で登板した戸郷翔征(巨人)が23歳、3番手の高橋宏斗(中日)が20歳。塙は「素晴らしい若い選手が育っているのが一番うれしい」と、侍ジャパンの未来をつなぐ若手たちの活躍にも拍手を送った。

 大の野球ファンでも知られる塙は、準決勝メキシコ戦で先発した佐々木朗希投手の大船渡高時代にも触れた。「高校野球も全部、つながっている気がしない?全部ドラマじゃない?佐々木朗希を投げさせなかった甲子園(の地方大会)の監督もさ、全部つながっている気がしない?」。ドラマチックな展開が相次いでの世界一に、「泣けるよ。漫画だよ」といまだに信じられない様子だった。

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2023年3月22日のニュース