石橋貴明 専門家に否定された“胴上げ投手・大谷”予想が現実に 世界一に歓喜

[ 2023年3月22日 13:35 ]

WBC決勝   日本3―2米国 ( 2023年3月21日    米・マイアミ )

石橋貴明

 お笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明(61)が大胆な“胴上げ投手・大谷”予想を的中させるとともに、侍ジャパンの14年ぶり世界一に歓喜した。

 米国との決勝戦では、2回にこの日初めて自身のツイッターを更新し「村神さまーーーーーー!このあとタツジが打つ!!!!!逆転だあーーーーーーーー!!!」とツイート。

 大谷がブルペンに向かうと「最後は大谷さんがトラウトから三振奪って世界一に!魂!!!」とつぶやき、世界一が決まると「やった!!!!!!!!!!!!世界一!!!!!!!!!!!!野球の神様ありがとう!!!!!魂!!!!!!!!!!!!!!」と興奮度たっぷりにつづった。石橋の予想通り、大谷はエンゼルスの同僚であるトラウトをスライダーで空振り三振に打ち取って世界一を勝ち取った。

 石橋は帝京高校野球部出身で、現役選手たちとの親交も深い。パーソナリティーを務めるTBSラジオ「Paravi presents 石橋貴明のGATE7」(日曜後8・00)では毎週、野球への深い知識と愛情を披露。19日は「WBC決勝ラウンド直前大予想SP!」として放送し、その時点では大谷の今大会3度目となる登板はシーズン開幕を控えるエンゼルスとのかねあいもあって難しいと見られていたが「オレはとっておきで最後、9回、大谷さん!」と“胴上げ投手・大谷”を予想していた。

 DHで先発出場する大谷がベンチと離れたブルペンで試合中に肩をつくるのは難しいとして、ゲスト出演した元ヤクルト投手でメジャーリーグ経験もある五十嵐亮太氏(43)は「それはもう…描きすぎですね」と苦笑い。石橋が「それができたら最高でしょ?」と食い下がると、五十嵐氏が「石橋さん、それはちょっと現実的ではないです、正直。無理です」とやんわり制す場面もあった。

 だが、その後も大谷に対する思いはふくらむばかりで「この映像が30年、40年ずっと。“そっか。第5回(WBC)は大谷さんが最後締めたんだよね”」と未来を語った石橋。五十嵐氏は「もし、そうなったら国民栄誉賞3つぐらいの価値ですよ。凄いことですよ」と苦笑いとなったが、石橋は「凄いことやりそうじゃない。だから大谷翔平なんじゃないっすか?」とキッパリ。「誰しもが考えないことをする」と続け、「だから僕、言ってるんですよ。大谷さんは、メッシがね、アルゼンチンで“神の子”と。で、この間“神の子”から“神”になったわけでしょ?W杯勝って。大谷さんは今“日本の息子”と。もうみんなが親になって。みんなが“こんな息子がいたら”。で、その息子が世界チャンピオンになってトロフィーを高くかざすんですよ。そして、みんな涙するというね。どうです?第5回WBC!楽天が優勝した時のさ、9回表でマー君。星野さんが言うと思いました?だって前の日150球投げたんですよ?完投したんですよ?そのピッチャーが最後出てくるなんて野球関係者、誰も思ってない」とさらに熱く語りかけていたが、現実になった。

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