侍・ヌートバー 母・久美子さんの肩抱き、家族でインタ受ける 侍入りは「人生で一番最高の決断」

[ 2023年3月22日 12:57 ]

WBC決勝   日本3-2米国 ( 2023年3月21日    米・マイアミ )

<米国・日本>4回、岡本和の大会2号ソロに雄叫びを上げる大谷(手前左)ヌートバー、村上ら侍ジャパンナイン(撮影・会津 智海)
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 侍ジャパンが14年ぶりに世界一を奪回した。第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は21日(日本時間22日)、米マイアミの「ローンデポ・パーク」で決勝戦が行われ、日本は3-2で米国を下し、09年の第2回大会以来、3大会ぶりに世界一の頂点に立った。

 初の日系侍として選出されたヌートバー(カージナルス)は試合後、父・チャーリーさん、母・久美子さんとともにインタビューを受けた。久美子さんの肩を抱き、「言葉にできない。チームに入れて光栄、感謝しています」と感無量の様子。

 久美子さんも声援で声が枯れる中「(金メダルに)こんなのもらえちゃってすごいですよね。本当にありがとうございます。日本のファンの皆様、ありがとうございます。地元の東松山の皆さん、ありがとうございます」と興奮冷めやらぬ様子。当初、息子が日本代表に選出され、「本当に最初は信じられなかったんですけど。皆さんに温かく迎えてもらって最高のチームだったと思います」と感謝した。チャーリーさんも日本語で「すごい。最高です。死んでもいい。最高すぎる」と感激していた。

 ヌートバーは代表入りの決断に「人生で一番最高の決断をできた。このチームに参加できたことを本当に感謝しています。本当にありがとう。母・久美子さんだと思っています。有さんにも感謝しています」とダルビッシュにも感謝。最後は大会中、ヒーローインタビューでも叫んだ「ニッポンダイスキ!ミンナアリガトウ!」のフレーズで締めた。

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2023年3月22日のニュース