春風亭小朝 円楽さんの円生襲名「同期として見たかった。本人は残念だったと思う」

[ 2022年10月15日 05:02 ]

「コラボ忠臣蔵」の発表会見で握手する中村芝翫(左)と春風亭小朝
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 落語家の春風亭小朝(67)が14日、1970年入門の同期で、9月30日に72歳で死去した六代目三遊亭円楽さんについて初めて胸中を口にした。

 訃報を聞いた時、喪失感よりも「ああ夢がかなわなかったか」という思いが先に出てきたという。七代目三遊亭円生襲名への意欲をずっと聞いていたそうで「同期として僕も晴れ姿を見たいというのがどこかにありました。本人は残念だったと思う」としのんだ。

 小朝はこの日、東京都千代田区の国立劇場11月公演「歌舞伎&落語 コラボ忠臣蔵」の発表会見に出席。「仮名手本忠臣蔵」と落語で構成され、小朝は「殿中でござる」と「中村仲蔵」の2席を披露。その後、中村芝翫(57)が30年ぶりに早野勘平に扮し、5段目、6段目が上演される。

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