鈴木エイト氏 安倍元首相と旧統一教会との関係調査 自民の姿勢に「本筋にはいきたくないっていうのが」

[ 2022年9月11日 11:57 ]

東京・赤坂のTBS社屋
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 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を20年以上、取材し続けているジャーナリスト鈴木エイト氏が11日、TBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)に生出演。銃撃されて死亡した安倍晋三元首相と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係をめぐる自民党の姿勢について言及した。

 党は8日、所属する国会議員379人に教団や関連団体との関係性についてのアンケート結果を公表。47%に当たる179人が過去に何らかの関係を持っていたことが判明した。しかし、今回の調査は国会議員が対象。安倍元首相は死去しているため、岸田文雄首相は「十分に把握するということについては、限界があるのではないか」として除外した。これについて立憲民主党の泉健太代表は「安倍元総理がどういうスケジュールで動いていたか、事務所、秘書は分かっているはず、なぜ今回自民党の調査では安倍事務所を外しておられるのか」と追及している。

 これについて鈴木氏は「やはり安倍派に切り込みたくない、っていうところが見えるんですよね」と断言。「2016年6月に首相官邸に行って17年5月に自民党本部に統一教会の幹部が招待されているんですよ。そういうこともあるのに、そういうところまで今回のアンケート項目ないですよね。書けるところが。そういうところからも安倍派に切り込みたくない、本筋にはいきたくないっていう形跡が見えますよね」と分析した。

 

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