橋下徹氏 政府のコロナ対策に「死者が一定増えていくという前提のコロナ対応…国民に説明すべき」

[ 2022年8月15日 16:19 ]

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(53)が15日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。国内で14日に、新たに17万8356人の新型コロナウイルス感染者が報告されたことについて言及した。

 前週の同じ曜日の0・86倍だったが、お盆休みで検査数が減った可能性がある。内訳は東京2万2740人、大阪1万4546人、愛知9996人など。山口は2585人で過去最多となった。死者は大阪14人、東京と埼玉がそれぞれ13人など計153人が報告された。厚生労働省によると、全国の重症者は613人で前日より12人減った。

 橋下氏は、「死者数はこれから徐々に増えて来るんでしょう。ただ、岸田政権、日本の政治行政は行動制限も取らない、それからいろんな医療体制を今までのやり方と変えてきてですね、分科会の尾身会長が提言の中で重要なことを言われていたんですけども、これからの日本のコロナ対策は死者数も増加していくと。それを容認した上で、こういうやり方をやっているんだよということを政治家が説明して下さいということを尾身会長は言われているんですよ」と指摘。そのうえで「今の岸田政権に足りないところはそこだと思います。今のやり方には、僕は賛成なんですけれども、でもこれは、高齢者の方が亡くなることを容認する、しようがないってあきらめるんじゃないんですが、でも一定増えていくってことを前提としたコロナ対応なんだよってことを政治はきちっと国民に説明すべきだと思う」と自身の考えを述べた。

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2022年8月15日のニュース