舞台「世界は笑う」開幕延期 4日を11日に 関係者数名にコロナ陽性「稽古を一定期間休止せざるを」

[ 2022年8月3日 13:53 ]

瀬戸康史
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 7日に開幕を予定していた舞台「世界は笑う」(東京・Bunkamuraシアターコクーン)について、初日を11日に延期すると3日、公式サイトで発表した。公演関係者数名に新型コロナウイルスの陽性が確認されたため。

 「『世界は笑う』につきまして、公演関係者数名に、新型コロナウイルス陽性が確認され、稽古を一定期間休止せざるを得ない状況となりました」と報告。「そのため、開幕へ向けた公演準備が間に合わず、一部公演を中止し、本公演の初日を8月7日(日)18:30開演から8月11日(木・祝)18:30開演に延期させていただきます」とした。

 「公演を心待ちにしてくださっていたお客様には、多大なるご迷惑をお掛けいたしますことを、深くお詫び申し上げます。感染症対策に努めながら、万全の体制にてお客様へ作品をお届け出来ることを第一に準備して参りますので、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます」と呼びかけた。

 中止となる公演は5公演(7日午後6時半開演、8日午後6時半開演、9日午後1時開演、9日午後6時半開演、11日午後1時開演)で、公演中止伴う追加公演の予定はない。

 同作は劇作家で演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチ氏が作・演出を手掛ける新作舞台。昭和30年代初頭の東京・新宿を舞台に、笑いに魅せられ、笑いに生きた人々の人間ドラマを描くもの。瀬戸康史、千葉雄大、勝地涼、伊藤沙莉、松雪泰子、ラサール石井、銀粉蝶らが出演する。

 東京公演は28日まで。9月3日~6日まで京都劇場での京都公演も予定されている。

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