玉川徹氏 ミス連発で暫定4位のワリエワに「率直に見てて彼女がかわいそう…そして複雑」

[ 2022年2月18日 12:44 ]

東京・六本木のテレビ朝日社屋
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 テレビ朝日の玉川徹氏が18日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。北京五輪フィギュアで、昨年12月のドーピング違反が判明しながら個人種目出場を認められたカミラ・ワリエワ(15、ロシア・オリンピック委員会=ROC)がフリーでミスを連発して、合計224・09点の4位でメダルを逃したことについてコメントした。

 今季、無敵を誇った姿とは全く違っていた。最終25番滑走で冒頭の4回転サルコーは着氷したが、次のトリプルアクセル(3回転半)はステップアウトで手をついた。4回転トーループはステップアウトで、続く3回転トーループは転倒。2本目の4回転トーループも転倒した。公式練習でも4回転トーループに失敗しており、五輪のプレッシャーに加え、ドーピング騒動の影響は明らかだった。
 
 玉川氏は「率直に見てて彼女がかわいそうでした。そして複雑です」とコメント。続けて「CASの裁定の問題で、出るべきだ、出るべきでないっていう声すらも大きかったわけで、彼女に届いていないわけがないので、バッシングも含めてですね。まだ分からないんですよね。もしかしたら、彼女は全く関係ないかもしれない。周りが勝手にやったことで、彼女は本当に知らなかったし、なにも関わっていない可能性がある」と私見を述べた。

 また「自分はそんなことないだろうと思っていたとしても、世界がこんな状況になったらメンタルも正常でいられるわけがない。自分の実力をだせるわけがない」と指摘。「どっちにしても、仮にもしも完璧な演技をやったとしたら『自分のことを潔白だと信じてやったので飛べた』っていう風になったのかもしれないけど、ちょっと僕はこの結果に関して、どう捉えていいのか分かりません。ただただ、彼女はかわいそうだったなという風に思います」と話した。

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2022年2月18日のニュース