元乃木坂46・新内眞衣、セント・フォース入り「伝えるお仕事をしていきたい」

[ 2022年2月17日 05:00 ]

「セント・フォース」に所属することになった新内眞衣
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 乃木坂46を今月10日に卒業した新内眞衣(30)が、人気女性キャスターが多数在籍する大手芸能事務所「セント・フォース」に17日付で所属することが16日、分かった。本紙の取材に「伝えるお仕事をしていきたい」と今後の抱負を語った。

 新内といえばニッポン放送「乃木坂46 新内眞衣のオールナイトニッポン0」で2016年3月~19年3月、「乃木坂46のオールナイトニッポン」で19年4月~今年2月の計6年間パーソナリティーを務めた実績の持ち主。ラジオでの活動を通じて「お話をする仕事がしたい」という夢が芽生えていた。

 「セント・フォース」は現在、新井恵理那(32)、皆藤愛子(38)、鷲見玲奈(31)らが名を連ね、キャスター業をはじめ、バラエティー番組、女優まで幅広く活躍している。新内もマルチな活動に取り組んでいく期待が高まる。

 新内によると、自身のアイドル時代はラジオの生放送やミュージックビデオの撮影、レコーディングで深夜に活動することが多かった。だからこそ、新たなスタートでは「朝やお昼の情報番組に出てみたい」と目を輝かせる。何げなくテレビをつけると、そこに新内がいる――。「誰かの日常の一部になれるような活動をしていきたいです」と笑顔を見せた。

 自然体な語り口と底抜けに明るい笑い声で、これまでリスナーの耳と心を癒やしてきた。ラジオには「聞きながら受験勉強をして大学合格」「学校に行けるようになった」などの手紙が数多く寄せられ、話すこと、伝えることの面白さ、奥深さを実感した。

 自身のイメージカラーを「ベージュ」に例える新内。どんな色と合わせても温かい雰囲気になる色だといい、「どんな人と接しても“また会いたい”って思われる人であろうとしてきた。これからもそうでありたい」。自分らしさを大切にしながら新たな第一歩を踏み出した。

 《卒業後初舞台「新・熱海殺人事件…」で“愛人婦警”》新内にとって卒業後の初舞台が決まった。前年に引き続き、舞台「新・熱海殺人事件 ラストスプリング」でヒロイン役を務める。1973年に発表された故つかこうへいさんの代表作で新内が演じるのは主人公の刑事と絡む“愛人婦警”。官能的なシーンも見どころの一つで「前回より役の厚みを増して演じたい」と意気込んでいる。3月31日~4月3日に、東京・紀伊国屋ホールで上演される。

 ◇新内 眞衣(しんうち・まい)1992年(平4)1月22日生まれ、埼玉県出身の30歳。2013年3月に乃木坂46の2期生オーディションに合格。14年にニッポン放送の関連会社に就職し異色の「OL兼任アイドル」として注目を集めた。15年7月発売のシングル「太陽ノック」で初選抜入り。17年に初ソロ写真集「どこにいるの?」、今年1月に2nd写真集「夜が明けたら」を発売。グループ一番の美脚と言われている。1メートル65、血液型B。

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