金子恵美氏、石原慎太郎氏を追悼 尖閣諸島巡る発言など「ど正論を臆せずストレートに言う政治家」

[ 2022年2月2日 12:45 ]

金子恵美氏
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 元衆院議員の金子恵美氏(43)が2日、フジテレビ「めざまし8」(月~金曜前8・00)に出演。1日に死去した元東京都知事で作家の石原慎太郎氏(享年89)を追悼した。

 石原氏は、東京都知事を13年半務め、タカ派政治家の代表格としても知られた。2013年に軽い脳梗塞を発症したが、14年の政界引退後も精力的に執筆活動を続けた。翌15年2月に再び脳梗塞を発症してリハビリを続けていた。差別的発言で物議を醸すことも少なくなかった。「『NO』と言える日本―新日米関係の方策―」など多くの著書を残した。膵臓(すいぞう)がんを昨年10月に再発していた。

 MCの谷原章介に「さまざまな物議をかもした発言もありましたけども、印象に残っている言葉ってありますか?」と聞かれた金子氏は「先ほど、VTRの中でも尖閣のことに対して“日本人が日本の国土を守ることに何か文句がありますか”っていう発言なんかは、ど正論を臆せずストレートに言う政治家の姿で、おそらく他の政治家がなかなか言わない、言わなきゃいけないのに言っていないことに対して、きっと物足りなさを感じていらっしゃっただろうなと思います」と言い、「2012年に国政復帰された時に、私も初当選が2012年だったんですけれども、初めての予算委員会の時に、ご自身の持論、主張をとうとうと、たしか1時間以上質問されたのを間近で見て、本当に見ごたえのある質疑でしたし、さらにその姿を若い人たちに、これからの政治家に見せてくださった、学ばせていただいたのかなって思います」と偲んだ。

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2022年2月2日のニュース