藤井竜王 今年は最大6冠の可能性 名人&棋王への挑戦は来年に

[ 2022年1月31日 05:30 ]

第71期ALSOK杯王将戦第3局第2日 ( 2022年1月30日    栃木県大田原市・ホテル花月 )

感想戦で対局を振り返る藤井竜王(手前は渡辺王将)
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 王将戦7番勝負を制すれば5冠となる藤井。その場合、残すタイトルは3つで名人と棋王はともに2022年の挑戦はなく、今年獲得できるのは王座(9~10月に5番勝負)を加えた最大6冠となる。

 棋王獲得は、次期5番勝負が行われる来年2~3月が最速パターン。一方、名人は挑戦権を争うことのできる順位戦A級にまだ昇級できていない。挑戦者になるには、2月3日にある次戦の結果次第でA級入りが決まるB級1組でまず昇級を決めることが大前提。さらに全10人で争う来期A級リーグ戦で1位になって挑戦の権利を得られる。

 そして来年4~7月に行われる名人戦7番勝負を制するのが8冠独占の最も早いケースとなる。

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