石塚元章氏 高校生の失明巡る警察署“襲撃”「もし逃走しようとしている人間の顔に警棒なら…」

[ 2022年1月31日 15:44 ]

東京・赤坂のTBS社屋
Photo By スポニチ

 CBC特別解説委員の石塚元章氏が31日、TBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に出演。27日深夜から28日未明にかけ、沖縄県警沖縄署(沖縄市)の周辺に若者数百人が集まり、投石するなどして署の正面玄関のガラスが割れるといった被害が出て、県警が器物損壊容疑で経緯を調べていることに言及した。

 この騒ぎの要因は、27日未明に高校の男子生徒(17)のバイクと警察官が接触する事故があり、会員制交流サイト(SNS)で拡散した「高校生が警察に警棒で殴られた」との情報が発端とみられる。県警や市消防本部によると、接触事故は27日午前1時15分ごろに沖縄市内で発生。バイクが暴走しているとの110番を受けて警戒中の署員(29)が、路地から出てきたバイクに制止を求めた際に接触したという。高校生は病院に搬送されたが右目の眼球破裂で失明の状態となった。

 石塚氏は、慎重に調べることが大切だとした上で「もし、よしんば停止を振り切って逃げようとしているのを止めようとするのだとしても、その止め方として、今分かっている範囲で言うと、顔に当たるような形で止めるというのは明らかにやっちゃまずいことですよね」と指摘。そして、「止め方はいろいろあるんですけど、人に危害を加えるようなことをやろうとしている人間を制止したり、自分の方に刃物を持って向かってくる人間を制止したりする時ならまだ許容範囲だと思いますけど、ただその場を逃走しようとしている人間の顔に警棒を、もしもですよ、警棒をということであれば、これは明らかに許容範囲を超えているかなあという気が私はしますね」と自身の見解を述べた。

続きを表示

2022年1月31日のニュース