谷原章介 ふじみ野市の立てこもり事件「もともとは母親への愛情かもしれませんが…喜ぶんでしょうか」

[ 2022年1月31日 11:37 ]

谷原章介
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 俳優の谷原章介(49)が31日、MCを務めるフジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。埼玉県ふじみ野市の立てこもり事件について言及した。

 捜査関係者によると、この事件で、殺人容疑で送検された男(66)の母親が26日午後に亡くなり、医師が死亡を確認した。男は27日、「線香を上げてほしい」と呼び出した医師らに母親の心臓マッサージを要望。医師が丁寧に説明をして断った後、散弾銃を医師に発砲した。その後、理学療法士の男性(41)を撃ち、医療相談員の男性に催涙スプレーを噴射。さらに別の医療相談員に向けて発砲した。この過程で、スプレーをかけられた医療相談員が男から散弾銃を取り上げ、避難した。医師は死亡、理学療法士は上半身を撃たれ重体だが、一命は取り留めた。

 コメンテーターを務める橋下徹氏の、応召義務のある医師に対するカスタマーハラスメントの場合は、公がサポートするか、拒絶してもいいという仕組みをつくるべきという意見に、谷原は「もしくは守ってあげる第三者が立ち会うか、どちらかですよね」と言い、「もともとは母親への愛情かも知れませんけれども、その行き過ぎた思い、亡くなったお母さん、喜ぶんでしょうか」と自身の思いを話した。

 ◇カスタマーハラスメント(カスハラ) 企業などに対する理不尽なクレーム、度を越した要求、暴言や暴行などの行為。店舗での直接のクレームのほか、コールセンターに対するクレームの電話、さらにはSNSを通じてカスハラが行われる場合もあり、近年、社会問題となっている。

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2022年1月31日のニュース