古市憲寿氏 政府のコロナ対策「できることは多いのに人々の行動制限だとか飲食店の自粛…政治はズルい」

[ 2022年1月6日 10:13 ]

フジテレビ社屋
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 社会学者の古市憲寿氏(36)が6日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。日本政府が5日に新型コロナウイルス感染が急拡大する沖縄県に関し、「まん延防止等重点措置」の適用を7日に決定する方向で調整に入ったことに言及した。

 政府は感染状況を踏まえ、広島、山口両県についても要請があれば追加を検討する。期間はいずれも9~31日を想定。国内の新規感染者は5日、新たに2638人が確認され、前日から倍増した。2000人を上回るのは昨年9月26日以来。沖縄県で623人、東京都で390人、大阪府で244人、広島で138人、山口で104人など。感染力が強いとされる新変異株「オミクロン株」も石川、山梨、愛媛、大分などで確認されており、感染の急拡大による医療体制への影響が懸念される。

 古市氏は「まん延防止措置って言い訳な気がする」と指摘。そして、現在できることはたくさんあると言い「3回目接種の希望者に対してはできるだけ早くできるようにするだとか、あとはファイザー社の飲み薬を処方するだとか、病床の確保だとか、できることは多いのに人々の行動制限だとか飲食店に対する自粛を求めるっていうのは、ちょっと政治はズルい、1番やりやすいことをやってるんじゃないかなって気がするんですね」と自身の見解を述べた。

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2022年1月6日のニュース